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第二回読売演劇大賞「優秀作品賞」受賞作品。
いかなる悲惨さの中でも変わらぬ人間の尊厳を市井の名もなき父娘に託して、
現代日本を代表する作家・井上ひさしが描く傑作戯曲「父と暮せば」の映画化である。
広島の原爆投下から3年、生き残った後ろめたさから幸せになることを拒否し、苦悩の日々を送る主人公・美津江。
父・竹造に励まされ、悲しみを乗り越え、未来に目を向けるまで4日間の物語。
娘・美津江役には、昨年「たそがれ清兵衛」で数々の映画賞を受賞した宮沢りえ。
父・竹造役には『美しい夏キリシマ』・『ニワトリはハダシだ』等の作品に出演している原田芳雄。
美津江の恋の相手、木下正役に『わたしのグランパ』『座頭市』への出演で独特の演技をみせる浅野忠信。
原爆のヒロシマの悲劇を描きながらも、広島弁の父娘の会話には心が和む。
「最悪の状況下でも、人間は常に未来をみている」、原作者・井上ひさしの思いが描かれた感動の映画となった。


愛する者たちを一瞬の閃光に奪われ、生き残った娘。
その恋のひらめきからこの世に舞い戻ったおとったんの亡霊。
これはひたむきな魂の再生の物語です。
ヒロシマの真実を演劇的時空間に
みごとに凝縮珠玉の舞台を見たのは九年前です。
その時、映画にしたいと思いました。
しかし、はたして映画にすることができるのか。
作者のお許しを得た私はあえてこの難題に挑みました。
シネマの神の加護を念じ、この映画に結集した人々の真摯な友愛を信じ、
ヒロシマの死者たち、生者たちの記憶を、
映画『父と暮せば』によみがえらせることができれば 本望だと思います。

監督  黒木 和雄


「父と暮せば」推薦団体

芸術文化振興基金助成事業
文部科学省選定教育映画
厚生労働省社会保障審議会特別推薦
映倫 青少年映画審議会
(社)日本PTA全国協議会
日本映画ペンクラブ
日本原水爆被害者団体協議会
東京都知事推奨
広島県知事推薦
長崎県知事推薦
福岡県教育委員会推薦
長崎県教育映画等審議会特別推薦
広島市長推薦
長崎市推薦
福岡市推薦
福岡市教育委員会推薦
(財)長崎原爆被災者協議会

 

 
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