昔ながらの面影をわずかに残す東京の下町。
報道カメラマンだった民郎(浅野忠信)は、父親の急死により写真館の後を継ぐが、満たされない日々を送っていた。
ある日、幼なじみのマリ(池脇千鶴)が友人の亜弥子(エリカ)を連れてきた。亜弥子と民郎は一目で惹かれあう。
共に心に欠けた部分を持っていた二人は、それを埋めるように深く愛し合い、やがて亜弥子は妊娠する。

       

しかし、幸せな日々も束の間だった。亜弥子は一面識もない少年(小池徹平)によって殺されてしまう。
「なぜ亜弥子が?」理不尽な暴力に、やり場のない怒りと悲しみから失意の日々を送る民郎。
それでも何とか日常生活を取り戻そうとするが、どうしても抑え切れない感情が湧き起こる。
民郎への思いを抱き続けているマリは民郎を励まし、立ち直らせようとする。
そんな時、少年が思いの外、軽い刑で少年院を出所したことを知る。
断ち切れぬ亜弥子への愛、少年への復讐心、マリへの思い、揺れ動く民郎の心はどこへ向かうのか…

      







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